地区歯科医師会内での小児患者紹介システムの実態調査


このたび、ジョイファミリー歯科では、下記のような研究を行うことになりました。

 ついては、この研究では患者さまのカルテから情報収集を行う予定ですので、データの使用についてご協力頂きますようにお願い致します。

 

1)研究課題名

 地区歯科医師会内での小児患者紹介システムの実態調査

 

2)研究組織、規模

 研究責任者 大土 努 ジョイファミリー歯科院長

 研究分担者 南 美紀 ジョイファミリー歯科歯科衛生士

 研究分担者 藤原 直実 ジョイファミリー歯科歯科衛生士

 研究分担者 沢田 恵 ジョイファミリー歯科歯科衛生士

 研究分担者 山下 えり子 ジョイファミリー歯科歯科衛生士

 

 松原市歯科医師会会員間の「小児歯科・障害児(者)歯科治療紹介システム」で、2014年1月~2018年12月に会員よりジョイファミリー歯科に紹介された、18歳未満の患者約100名を対象とします。

 

3)研究の背景と概要

 比較的低年齢の小児や障害児(者)の診療の際、対応に苦慮する場合・治療に進めない場合などに相談や紹介できる歯科が見つからないといった事がよくあります。しかし、地区歯科医師会内でその後の対応や治療を引きつぐ紹介システムを構築しているところは少ないと思われます。

 

4)研究の目的と意義

 地区歯科医師会内で治療の相談や紹介できる小児歯科専門医を設定して診療をサポートするとともに、その後の対応や治療を引きつぐ紹介システムを構築することで、この紹介システムが地区歯科医師会内でどのように浸透し、どのような小児患者が紹介されてくるかを分析検討します。

 

5)研究の方法

 ①本紹介システムを用いた紹介患者数、紹介元医院数の年次推移を分析します。

 ②紹介患者の年齢・性別・紹介理由と紹介時主訴を分析します。

 ③年齢と障害の有無や障害別での特別な対応の内容を分析します。

 ④紹介後の治療回数や転帰について分析します。

 

6)情報の開示とその方法

 本研究成果は将来的に学会や論文にて公表する可能性があります。その際には、調査に参加していただいた方の個人名が特定されることはないようにします。本研究における実施計画及び方法は、この説明書に記載の通りです。また、研究期間が終了した段階で、個人情報に配慮した状態で全体の結果を示すことが可能です。また、本研究は途上にあり、得られた結果の解釈に関しては未確立であることをご理解ください。

 

7)個人情報等の取扱い

 得られたデータは、他の人に洩れないように取扱いを厳重に行います。具体的には、スコアー化した結果を記載した書類には、まず符号をつけます。符号と協力者の氏名が記された対応表は、研究責任者のみが厳重に保管します。実際に分析をする研究分担者の手元にあるサンプルには、符号のみが示されていますので、それが誰のものであるかは分かりません。このようにすることによって、必要に応じてこの符号を元の氏名などに戻す操作を行い、結果をお知らせすることが可能になります。将来、研究成果を公表することとなった際には、調査に参加していただいた方の個人名が特定されることはないようにいたします。

 

8)相談窓口

 ジョイファミリー歯科 院長 大土努(電話:072-337-8855)

 

9)研究への参加を拒否する方法

 本研究への協力を拒否される場合は、お手数となり恐縮ですが、相談窓口までご連絡ください。なお、拒否・撤回されても今後の治療などで不利益になることはありません。